画像データの模式図(カラー編)

本日のお題画像:


前回、グレースケール画像について、模式図に挑戦してみました。


念のため、もう一度言っておきますと、模式図というのは、

おおよその理解を得るために、正確とは言えないかもしれないけど、とりあえず図示してみました

というような意味だと思います。そして、「画像データというのが、パソコンの中にどんな感じで保存されているのか」というのは、パソコンの中をのぞいても決して見ることができないので、模式図を使って、こんな感じで保存されているじゃないでしょうか、探っているわけです。ただし、あくまで模式図ですので、あまり深刻に考えこまないでください。


というわけで、本日は、カラー画像についてです。


前に(http://d.hatena.ne.jp/denshikA/20091130)、

カラー画像というのは、RGBにも分解できるんだけど、それだけじゃなくて、他にもいろいろと分解する方法があるんだよ

というお話をしました。とはいうものも、やはり、何かとRGBなわけです。


さっそくですが、RGBに分解してみます。


続いて、早速、箱にしてみます。


RGBのRにおいて、「どんくらい赤いのか」という度合いが256段階でつけられています。同様に、GもBも、256段階評価がされています。なので、グレースケールの時と同じように、その度合いを箱の中の高さ方向の位置だとして、配置してみましょう*1。黒っぽいほど、箱の下のほうに配置され、赤っぽかったり、緑っぽかったり、青っぽかったり、すればするほど、上の方に位置する、という感じです。


さて、この3つの箱は、カラー画像の大きな箱の中にどのように配置されているのでしょうか?おそらく、こんな感じで、縦に積み上げられているようです。


なので、こういうことでしょう。

  


まとめましょう。

 というカラーの画像データは、


 の中に


*2 こんな感じで積まれた


*3 の中で、


 こんな感じで保存されている

ようなんです。


(おまけ)
ちなみに、元のカラー画像のまま、Yという尺度で高さ方向に配置していくと、こんな感じになりますムービーを作りました。陽気な音楽が流れますので、職場でご覧になる場合は、音量などに気をつけてください。

*1:今回も、話の筋がひん曲がらない程度に、画像をゆがめてありますので、ご注意ください

*2:http://japan.internet.com/webtech/20090914/14.htmlより借用

*3:http://japan.internet.com/webtech/20090914/14.htmlより借用